コーチングは親も学ぶべき!?

今回は【コーチングは親も学ぶべき!?】について

asobi+スポーツではトレーニング中、子どもたちをとてもたくさん褒めています。子どもを指導することがあっても叱ることはありません。ネガティブな言葉掛けもほとんどしていません。客観的にトレーニングの様子を見ても、他のスクールやチームと比べて圧倒的にポジティブなアプローチでの指導方法をとっています。

なぜなら脳の仕組みを知るとポジティブなアプローチが一番効果的だと分かるからです。これは指導(コーチング)にも大きくつながっています。コーチング学という分野が近年では学問の一つとして研究されています。今日はそんな学問とつながる一つのデータを紹介します。

一般生活で使われる最も簡単な言葉で言うと「やる気」につながっています。あまりに広義でやや稚拙な言葉なのであまり使うことはありませんが、指導者や保護者の関心は、子どもたちが「やる気」があるかどうかという所ではないでしょうか。

脳は行動と快感を結びつけて「やる気」をつくっています。この「やる気」を引き出すには、素質でなく行動をほめることが良いと言われています。

それに関連して、一つのデータがあります。テストの点がよかったときに「よく頑張ったね」と努力をほめられた子は、さらにほめられたくてより努力して成績が伸びます。いっぽう「頭がいいね」と素質をほめられた子は、その評価を守るため保守的になりチャレンジを恐れて成績が2割ほど落ちたというものです。

褒め方にも工夫が必要だということが今日のテーマです。同じことを褒めてあげるとしてもどんな方法が良いのか。それはお子様一人ひとりの性格や状況にによって違います。子どもの脳の中をコントロールすることはできません。しかし、アプローチ方法によって方向づけをすることは大いに可能だと私たちは考えています。

多くの子どもたちが影響を受けるのは一番近い存在である保護者様からの方向付けです。そう考えると子どもへの接し方はとても重要です。かなり難しいことではありますが、ぜひ意識して頂けたら幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。
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