月齢の差について

今回は【月齢の差】について!

スポーツの指導を行う際に、すべての子どもに対して同じように働きかけたり、同じように期待したりすることは、非常に難しいことです。

例えば、運動能力測定では、男の子は、走・投・跳のような筋力を伴うものに優れていますが、バランス能力やスキップなどの神経支配能力は、女の子の方が早く発達する傾向が見られます。また、運動能力・運動技能の獲得には、運動経験の差による違いが関係するといわれています。

このように発育発達の進み方は、性差、年齢差、個人差が見られ中でも【月齢差】を理解していないと指導を大きく誤る恐れがあると考えています。

例えば、4月生まれの子どもと3月生まれの子どもがいたら2人の間には11ヵ月もの差があります。幼児期や小学校年代で11ヵ月がどれほどの成長差を生むかは説明するまでもなく明確なことです。

月齢の差が大きく出るのは13歳~14歳頃までと言われています。その後はほとんど差はなくなると言われています。

このように発育発達の進み方は、性差、年齢差、個人差が見られるため、スポーツの指導は、すべての子どもに同じように働きかけたり、同じように期待したりすることは非常に困難といえます。子ども一人ひとりの個人差を考えながら望ましい方法や援助を模索していくことが重要です。

最後までお読み頂きありがとうございました。
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