脳の中心部を育てる

今回は【脳の中心部を育てる】について!

脳=「右脳」「左脳」という分類が一般的ですが、実は大切なのは「中心」か「外側」か!?と言われています。

脳は内側から外側へと進化しました。人間の脳は内側の中心部分に呼吸系や循環系などを司る生命を維持する為の脳があります。そして、その周りに「意欲」や「やる気」を含めた生きる力を駆動する「古い皮質」があります。哺乳類になると外側がだんだん大きくなり、人間においては前頭前野を含めた一番外側が最も大きく進化したと言われています。

一番外側の「新しい皮質」は、人間しか持ち得ていない「知育」に関係する部分。ここを持てたおかげで言語や論理を発展させ繁栄してきたと言われています。

乳幼児や小さい子どもは進化の途上である為、脳の一番外側へ向けた教育をしても意味がないと証明されています。

「意欲」や「やる気」は脳の内側部分に関わると言われています。内側を育てないで外側の部分の一般的に言われている「知育」だけを伸ばそうとすると知識だけの頭でっかちの人間になってしまい、得た知識をどう使えばいいのか分からず??使う気持ちにもならない人間になってしまう可能性があると言われています。

幼い時は中心部を鍛える事が重要で大切なのです!!

乳幼児期に「早く大人と同じ事が出来るようにさせたい!」
と考えるのは内側の意欲を鍛える為の貴重な時間を逆に奪ってしまう事になりかねません。

脳科学の研究結果は他の研究結果に関して歴史が浅く、常に情報が更新されています。私も日々勉強し、新しい情報を得て子どもたちに正しい情報を伝えていく事に努めたいと思っております。

最後までお読み頂きありがとうございました。
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